本当の豊かさってなんだろう。リトリートの先にあるもの。隠岐の島ツアーレポ　その３

こんにちはパン長です。
神戸三宮で推拿・占い・ヒーリングなどを用いて、あなたの苦しみを取り除くお手伝いをしています。

さて、リトリートの旅も3日目でおわりです。
朝、海辺でヨガをしました。

朝のすがすがしい空気を吸いながら
体と心を整えていきます。

とってもポカポカ陽気で
気持ちが良かったです。
からだの使い方ひとつで
呼吸がこんなに違うんだ～って感じました。

海が目の前にあるのもとっても良くて
自然の中の一粒として自分がそこに居る
ということをなんとなく感じられたような気がします。

ヨガを終えると蔵に戻って
テルミさんによるクレイの足浴タイム。

クレイって良く考えると
地球そのものなんですよね。

溶岩由来だったりして
まさに、地球そのもの。
何十万年もの記憶を宿しているんだと思います。

そういえば、海士町にはマグマがかたまった巨石がいっぱいありました。
火と土のエレメント！！

蔵には5種類のクレイが置いてあって
これを各々が直感で選びます。

クレイの効能とかじゃなくて
なんとなくこれがいい！っていう自分の気持ちで選びました。

クレイは体にも心にも魂にも働きかけてくれるんですけど、
自分が選んだクレイの説明をテルミさんに聞きながら
みなさん感じ入るものがあったようです。

僕も、今の自分にとって必要なものでした。

今回の旅で知り合ってなかよくなったミュージシャンの踊ろうマチルダさん。

3日目も参加してくれました。
クレイ気持ちよかったみたいです♪

蔵にはこんな感じでアロマの蒸留の装置がありました。
ビーカーとかあると理科の授業思い出しますね♪

そんなこんなで島から離れる時間がやってきました。

さようなら～
たくさんの気づきと
魂の癒しと
ことばにできないたくさんのものをいただきました。

マチルダさんお見送りまでしてくれてありがとう♪

そんなこんなの3日間。
言葉では説明できない
たくさんのものを受け取りました。

8時間かけて移動してるので
行きはちょっと疲れが出ましたけど、
帰りは同じルートで8時間かけて帰ってるのに全然疲れない。
不思議ですね。

リトリートの旅を終えて、
帰ってきてから数日たって
いろいろと感じる事がありましたので
ちょっと書いてみますね。

リトリートの先にあるもの

街の喧騒やあわただしい時間の流れから離れて
まるで別の国に来たみたいな
時間遡行をしてむかしにタイムスリップしたような
これ以上ないほどの穏やかな心の状態。

僕らが遠い昔になくしてしまった大切なものが
たくさん残っている場所

そんな非日常の空気を味わったんですけど
下界にもどってくると
そこにはいつもの街の日常がありました。

時間の感覚も音の響きも
何もかもが違う別世界。
特別な場所で
特別な聖地だったから
あんな夢の中にいるような感覚だったのでしょうか。

僕は、そうは思いません。

僕らには僕らの日常があって
その一瞬一瞬が奇跡のような連続で
見落としてしまっているたくさんの事が
あるんじゃないかって
そんな風に思います。

あの場所に行きさえすれば
あのかみさまに会いさえすれば

そういう感覚って
根本にあるのは「現状の（自分の）否定」なんじゃないでしょうか

なにかが手に入りさえすれば
わたしは変われる

みたいな。

そうじゃないですよね、ほんとは。

いま、この瞬間からでも
あなたは変われる
僕も変われる

スローライフは環境によるものだけではなく
自分の気持ちがおだやかだったり
歩くスピードを少し落としてみたり
いつもの視点が変われば
周りのたくさんのものがキラキラに見えるし
たくさんの愛おしいものに囲まれている事に気がつくし
ありふれた奇跡の連続で
僕らは生きてるんだって実感できるんじゃないでしょうか

特別な事をしなくてもいいと思います。

いつもスマホで配信されてる音楽を聴いているなら
たまにはCDラックからお気に入りの1枚を選んで
コンポでかけてソファーでくつろいで
じっくり聴いてみる。

こんな普通の事をやってみるだけでも
彩りは変わると思います。

仕事から帰ってきて
自分のためだけにご飯を作って
テレビを見ながらちゃちゃっと食べる。
そんな日常も
週1回くらいでいいから
テレビを消して
目の前のご飯を食べる事だけに集中してみる。

手の込んだ料理ではなくてもいいと思います。
ご飯を食べる事だけに費やす時間。
それだけであなたの心に喜びの種がまかれるんだと思います。

今のままの自分
今のままの環境

自分が主体性をもって
幸せを感じる事をしてみる

それだけで豊かさの意味合いが変わってくるんだと思います。

コンビニで買ったプリンを食べる幸せ
通勤途中に聞こえる鳥のさえずりに気がつく幸せ
眼を見て挨拶を交わす幸せ
歩くことができる幸せ
息をすることができる幸せ
空を見て泣きたくなる幸せ
風の匂いで幼き日を思い出す幸せ
もう会えない人がいるっていう幸せ
大切だと思える人がいる事の幸せ
たくさんの別れと出会いがあったことの幸せ

僕らの日常には
たくさんの幸せが満ち溢れているはずです
ただ
ちょっと忙しくて見落としていただけ
意地を張って見ないようにしていただけなのかもしれません

ほんとに美しくて
大切な物がたくさん詰まった
すてきな島で過ごすことができて
僕の人生に
おおきな気付きを与えてくれたように思います。

そして、

今の日常のありがたさや
ありふれた奇跡のたいせつさに
気がつくことができたように思います。

リトリートの旅は
「その場所で何かをする」
ということが大切なのではなくて
その体験を通して
自分が成長していくきっかけになる様な気がして
そういうのが旅のほんとの恩恵なのかもしれません。

また、リトリートの旅をやりたいと思ってます。

今回来れなかったけどスケジュールが合えば行きたかった
というお声もいただいてますし
他にもこんな素敵な場所があるよって
お声もかけて頂いています。

僕らは情報の海の中でおぼれそうになってるけど
たった一回でも自分で本物の体験をすれば
それは情報ではなく意味のある記憶として
あなたのなかに生き続けます。

環境のこともそう
暮らし方の事もそう
たくさんの大切な事を
次の世界に伝えていきたい
変わり続ける世界だからこそ
カタチではなく心をつなげていきたい

そんな風に思いました。

おわり。

■パン長と行くリトリートの会について■

パン長と一緒にいろんな場所に行ってみて
癒しの体験をしよう、
っていう大人の遠足みたいな感じです。

いろんなところに行ってみたいし
こんないい場所があるよ～って教えてほしいな～と思っていますので
「うちにおいでよ～、いっぱい素敵なスポットあるよ」って方はぜひお声かけ下さい。

サウンドリトリートや瞑想会やヒーリングのグループワークなど
いろんなプログラムを提供できますので、
「なんかやってほしい」って方もどうぞお気軽にご要望ください♪