こんにちはー
パン長です。
未来の記憶
記憶ってありますよね。
人間が脳に蓄積しているというあのデータの事です。
brain 2 / jetheriot
僕たちは過去から未来に続く時間を生きている存在なので
記憶というものは「過去」のものであるはずです。
明日の事を覚えている人なんていませんよね??
僕らが「覚えている」と感じているものって全部「過去」の出来事です。
記憶という時にはこういう前提があるという事なんです。
が、実はそうとばかりも言えないんじゃないの?
とふと思いました。
デジャヴてあるじゃないですか?
【既視感(デジャヴュ、デジャヴ)】
既視感(きしかん)は、実際は一度も体験したことがないのに、
すでにどこかで体験したことのように感じることである。
(ウィキペディアより)
友達から以前聞いた話なんですけど
あれって「未来の記憶」らしいんです。
ん?
記憶って過去のものじゃないの?
ですよね。
僕もそう思ってたんで、最初ピンと来なかったんですが
最近、なんとなくそうじゃないかもって思いだしました。
これはつい最近お客さんから聞いた話なんですが
デジャヴって
「過去の記憶を脳が錯覚して今の体験に上書きする」という現象らしいんです。
現代の科学での最新の研究ではどうもそうじゃないか?という説があるそうなんですよね~
全く知らない土地(A町)に来たのになぜか覚えているような気がする。
という例で考えて見ましょう。
2)脳に「A町の景色がインプットされ記録される」
3)さっき見た風景を、今見ている(=覚えているという感覚がすりこまれる)
ちょっとのショック(パニック)で
記録されている情報が混乱することがある。
4)すぐ後のタイミングで、
「1秒前に見た風景の記録(2)」と
「さっきみた風景を覚えているという感覚(3)」が
「入れ替わる」という現象が起きる。
5)「あれ?来た事ないはずなのに覚えているぞ!」と錯覚する
という構造です。
難しい言い回しなんですけど、理解できましたか?
脳が「後から」勘違いを起こしちゃってるんです。
見て、記憶した、そして、今、その風景を見ている、
この直後に脳が錯覚を起こしているんです。
「見た」という記憶と「見ている」という今の体験との
順番が入れ替わっている。
本当は体験しているんだけど、していなかった事になっちゃってる。
みたいな感じです。
で、これを逆向きに解釈すると瞬間的なタイムリープをしているという事になります。
過去の記録が(時間軸上では)未来の記憶という事になってしまう
という事です。
わかりにくいね。
絵で説明します。
意識だけが過去に戻っているわけですが、
これは後から脳がそう勘違いしているという事だそうです。
超ショートレンジな1ミリ秒以下の瞬間的な出来事だと思うので
本人もタイムリープしていることに気がつかない。
こういうことらしいんです。
デジャブってタイムリープ?SF?
で、これを踏まえてですね
こないだ僕の弟とデジャブって不思議よねって話をしてまして、
超短い時間単位で見るとたしかにタイムリープなんですけど
デジャブってよく過去世の記憶と関係しているって言うじゃないですか?
あれってもしかしたら未来世の記憶かもね~
なんて、話してたんです。
そしたら弟君がですね
「ああ、魂のタイムリープやろ?それ俺も考えてたわ」
というんですよ(笑)
時間のスパンを短く考えるとデジャブは脳の錯覚かもしれませんが
めちゃくちゃ長いスパンで時間を捉えると(本当に天文学的な時間感覚でとらえたとしたら)
魂のタイムリープってあるかもね~
なんて盛り上がりました。
ていうか、潜在意識や魂には過去も未来も、そもそも時間という概念がありません。
なので過去世、未来世なんていう捉え方も
肉体を持っているからこそ感じられる事かもしれないですね。
だから、死んだおじいちゃんが自分の子供として生まれ変わった
みたいな事もあれば
自分自身が生まれ変わっておじいちゃんのお父さんになってた
とかもありうるわけです。
なんて、ことを考えてみてもおもしろいですね。