【子宮のはなし】ワクチンも検診も無い時代から中医学は治して来ました。

✤中医学

こんにちはー
パン長です。

息子が小学校に上がりました♪
めでたいなぁ。

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今日は4月9日ということで「子宮の日」らしいです。
例のあのワクチンとか色々と議論はありそうですが
今日は
検診もワクチンもなかった時代から婦人科の病気を治してきた
中医学での婦人病の考え方をお話しましょう。

五行でかんがえてみる

子宮というと生殖器系なわけですが
中医学の基本理論「陰陽五行」では「生殖」をどのように考えるのでしょうか?

実は、生殖器系は「腎」に関係すると考えます。
腎臓の腎です。
五行で言うと「水」にあたります。

そして、腎とおなじくらい婦人科系の病気にかかわってくるのが「肝」です。
肝臓の肝です。
五行で言うと「木」にあたります。

腎は泌尿器(おしっこ)に関係するイメージはあったと思うのですが
生殖器に直接関るイメージはあんまりないですよね。
でも、中医学では直接関係する大切な働きがあると位置づけられています。

あんまり小難しい事を書いてもあれなんで
かいつまんで説明しますとですね、

ストレスと悩みと冷えと甘いものとタバコとケミカル

これが婦人科系のトラブルの原因になりやすいです。

まず、腎は水、肝は木に位置するという事を頭においていただいて
五行

それぞれの五行の間には「力関係」があります。
腎と肝は相生関係といって相性の良い関係ではありますが
足を引っ張り合う関係でもあります。

肝臓の負担が強くなりすぎると腎臓(生殖器系)にも負担がかかる
その逆も然です。

肝臓に負担がかかる「ケミカル」「ストレス」などは婦人科系の直接の原因となりやすいんです。
さらに
「冷え」は腎の気を消耗するのでコレもあんまりよくないです。

というわけで、「ケミカル」「ストレス」「冷え」はよくないってのがご理解いただけたかと思います。

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では、「甘いもの」「悩み」「タバコ」はなんで???
中医お茶会の生徒さん、推拿クラスの生徒さんは簡単にわかりますよね?

「甘いもの」も「悩み」も脾に関係します。
甘い味を取りすぎると相克の関係で「土克水」が強くなりすぎて腎を傷つけます。
腎の水の管理が失調する結果になります。

「悩み」は脾のハタラキを弱めますので栄養吸収の働きが低下することになります。
気血が作られないだけでなく「余分な汚い水」が体内に停留していきます。
これは「水」の邪気が増えすぎることになりやはり「腎」にも負担がかかります。

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「タバコ」は肺の陰虚を招きます。
肺陰が少なくなると腎陰(腎精)から補給されます。
腎の精気が足りなくなっちゃうので生殖器系に直接の影響がでます。

で、どうすればいいわけ??

さて、アカン事ばっかり言われてもどうしようもないと思うので
対処法を。

手っ取り早いのはツボです。

その名もズバリ「子宮穴」というツボがありますからそこを刺激しましょう。
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へその下4寸、その両脇3寸です。
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お灸とかあればそれでもいいし
指圧しても良いし

後は脚の内側に肝経、腎経、脾経が流れてますから
内側の筋肉を鍛えたりするトレーニングもいいですよ。
ペットボトル脚で挟んで上げ下げするやつとか。
こすって刺激するのも良いです。

婦人科系の漢方薬もたくさんありますし信頼できる漢方のお医者さんを探しておくのも良いですよね。
普通の病院でも漢方薬を処方しますが、漢方の勉強してないお医者さんもいてますから専門の先生探してね。
脈診も問診もおろそかで症状聞いただけで漢方薬出すような先生は漢方の専門家ではありませんので
その場合は漢方薬局の薬剤師さんのほうがはるかに詳しいと思ってください。

信頼できる専門家がいて、気軽に相談できる。
こういう安心感があると、きっと病気も起こりにくいと思うんですけどね。。。

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