【占いコラム】ネガティブアレルギーにご用心

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恐れは怒りを生み 怒りは憎しみへかわり 憎しみは苦しみへとつながる

こんにちはー
推拿ルーン占いヒーリングのパン長です。

ヨーダ

https://www.facebook.com/StarWars.jp より引用

フェイスブックでこんな写真が流れてきました。


スターウォーズep1のマスターヨーダの教えですね。

恐れは怒りを生み、怒りは憎しみを生み、憎しみは苦しさを生む。

だから恐れを知るものはダークサイドへと繋がるのだと、
こういう事をマスターヨーダは語っていました。

さて、「目に映る全ての事はメッセージ」とユーミンも言うように
僕らの目に映るものは全て潜在意識からのメッセージです。
人智を超えたものからのヒントです。
だから、ほんとは占いの道具を使わずとも占いは出来ちゃうんですよね。

今日は、このたまたま飛び込んできたマスターヨーダの写真から感じたことをつらつらと書きますね。

ダークサイドを怖れるあまり。。。

「恐れは怒りを生み、怒りは憎しみを生み、憎しみは苦しさを生む。」

実はこの台詞、ep1の中でもとても好きな台詞です。
恐れはダークサイドへの入り口だと、マスターヨーダは言います。

しかし、ダークサイドとはいったい何なのでしょうか?
ダークサイド=悪だと考えるのはちょっと違うんじゃないかと僕は思います。
善と悪というふうな二元論で物事を考える事のメリットもたくさんありますが
人間の感情をはたして善悪だけで語れるものなのでしょうか。

「怖れ」を知っているからこそダークサイドに繋がることが出来る。
ダークサイドは悪でも負でもなく
誰もが持っている「性質のひとつ」に過ぎない。

このようにダークサイド(心の暗黒面)を理解するといろんな気づきがあるのではないでしょうか。

ダークサイドはフォースの負の表れ、フォースの暗黒面といわれます。
しかし、ダークサイドもまたフォースであり、
ジェダイたちの扱うフォースの映し鏡でもあります。

【フォース】とは映画スターウォーズ内で使われる用語で「目に見えない不思議な力」のような扱いですが、「気」や「愛」のようなものです

ダークサイドを否定するのはカンタンです。
でも、誰の心の中にもダークサイドってありますよね。
そのダークサイドが、事あるごとに「苦しみ」や「憎しみ」といった感情をみせてくれます。
これは実はとてもありがたいことなんです。

人間は偏った感情の出し方をしていると壊れます。
満遍なくいろんな感情を味わうのが自然の摂理です。
だから、苦しくて怖い、とか憎いとかそういうネガティブな感情すらも僕たちには必要なんだよ、ということです。

(苦しみがあるから幸せを味わえる、とかそういうニュアンスじゃないので、念のため)
(喜びを得るためには苦しみや代償が必要だ、という事とも違いますので、念のため(笑))

ダークサイドにとらわれてしまい、暗黒面の虜になってしまう事も時にはあるかもしれません。

そうなると、四六時中ダークサイドですから、
これは生きていくのがつらくなるかもしれません。
でも、ジェダイマスターたちのようにライトサイドだけで生きていく事に、
僕は違和感を感じます。

(僕がジェダイの一人マスター クワイ・ガン=ジンの事が好きなのは、
彼がライトサイドに「飲み込まれず」己の直感を信じて
他のジェダイマスターたちに向き合う生き方をしているからです。)

ダークサイドもライトサイドもどちらもフォースの一面です。
本質は同じ。

つまり、
「ポジティブ思考」だけでも「ネガティブマインド」だけでも不自然だよね、って事なんです。
偏っちゃってるよ!ってことなんです。

嘘ポジやネガティブアレルギーという状態があります。

【嘘ポジ】
本当はムカついたり悲しんだりしているんだけど
そういう自分自身の本心に向き合おうとせず
表面上ポジティブな言葉で身を固めてしまっている状態のこと。

【ネガティブアレルギー】
過剰にネガティブな要素を否定したり、嫌悪している状態。
また、ネガティブオーラを纏っている感じの人を避けようとする心理。

。。。これは僕の造語なんで、あんまり真剣にとらなくても構いません(笑)

こういう状態の方を非難しているわけじゃないですよ。
僕もこういう要素が自分自身にあることを知っていますし。
人間の心理状況のひとつとしてこういうモノがあるんですよ~ということなんです。

で、ですね
こういう【嘘ポジ】とか【ネガティブアレルギー】というのは
「ダークサイドを怖れている」ことの現われなんですね。
なので
「ポジティブにしようと躍起になればなるほど、ダークサイドに引っ張られていく」
という構造があります。

僕はポジティブシンキングは個人的には好きですし
僕自身わりと楽天的でプラス思考です。
その一方で
ネガティブな感情や「人」の持つダークサイドが
自分自身に内包されていることもまた知っています。

ダークサイドが無い人はいません。
断言できます、これは。
光と闇の法則、陰と陽の法則ですよね。
闇が無ければ光という概念がそもそも成立しない。
だから、光を感じるためには必ず闇という存在が必要になってくる。
こういう考え方です。


繰り返しになりますが、
ダークサイド=悪じゃないです。

自分のもつダークサイドを否定しないでください。
人間という愚かで救いようの無い種族の持つダークサイドを否定しないでください。
ダークサイドの否定は
あなたの存在自体を否定することになります。

ダークサイドを受け入れる事が出来た時に
人は初めて「自然」になれるんじゃないかと思います。

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