姙娠しにくいのは何故か。中医学からの回答。

✤中医学

どもどもパン長です。
神戸三宮で推拿・占い・ヒーリングなどを用いて、あなたの苦しみを取り除くお手伝いをしています。

こないだのボードゲーム部ではずーさんのサプライズパーティをしました~
28歳になったそうです。
ずーBD
変顔で撮ってみました
僕の変顔が息子・娘と完全に一致!!ビバDNA!!(笑)
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あ、ボードゲーム部というのは(主に)海外のボードゲームで遊ぶサークル活動です。
僕が主宰でやらせていただいてます♪
らび

 

姙娠しにくいのは何故か。中医学からの回答。

 

さて、今日は姙娠について中医学から説明してみようかなと思います。
「姙活(にんかつ)」という言葉もうまれるくらいですから
姙娠に関してお悩みの方はたくさん居られると思います。
なるべく平易な言葉で説明が出来たらなと思ってます。

 
ざっくりとこんな流れで説明してみます。
(授業みたい、笑)

1:姙娠にかかわる臓腑
2:精とはなにか
3:腎陽が消耗する理由
4:今できること

 

1:姙娠にかかわる臓腑

 
まずは姙娠に関係する臓腑のお話です。
臓腑(ぞうふ)っていうのは中医学における「内臓」を意味する言葉だと思ってください。
姙娠出産にかかわる臓腑は二つです。
 
 
大きくは「腎」の管轄になります。
そして、間接的に「肝」の影響があると考えてください。

 
 

【腎の働き】
「腎」は腎臓の受け持つ「水の管理」という働きに加え
妊娠や出産など「生殖」にかかわる仕事を受け持っています。
ですから「腎」の力が強い状態だと妊娠しやすいと言えます。
妊娠しにくい状態にある方はなんらかの原因によって腎がダメージを受けていると思ってください。

 
 

【肝の働き】
「肝」は肝臓の受け持つ「気をめぐらせる」「血を蓄える」という二つの働きがあります。
直接的には生殖と関係ないように思われがちですが
肝臓の気が走る「足厥陰肝経」の順行ルート上には性器が位置しています。
また下腹部正中線上にある任脈(子宮に関係する脈)と交会しますので大きく影響する事になります。

 
 
こんな感じでまずは「腎」「肝」が姙娠と出産に係わってくると考えてください。
そして、もうひとつ重要な要素として「精」があげられます。
 
 
 

2:精とはなにか

 
「精(せい)」は肝腎の関係性を語る上で重要になってくるものなんですが
そもそも「精」ってなんやねん?という話です。
 
  
精を簡単にせつめいすると
人間の生命力の源であり、また生殖に深く係わるものでもある
という事になります。
  
精が豊富にあると元気だし、身体は生き生きと活力が増してくるので
生殖の能力も活性化してきます。
 
 
 
ところが、この「精」を消耗していくパターンというモノがあります。
それは「肝」との関係性の精血同源という仕組みによるものです。
肝は血を蓄えていますがその血が消耗して少なくなってくると
(腎に蓄えられている)精を肝がもっていってしまい、
精を血に変換してしまいます。
肝が腎の精を奪っていくという構造です。 

 
肝に何かがあって血が足りなくなってくると
連動して精が減ってくるというわけです。
いやですね~ 
  

ちょっと長くなってきましたので続きは次回!!

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