ひとは完璧じゃなくてもいい。

こんにちはーパン長です。
神戸三宮で推拿・占い・ヒーリングなどを用いて、あなたの苦しみを取り除くお手伝いをしています。

　
　
自分の性格とか
考え方の癖とか
あるじゃないですか。
　
　
すぐ泣いちゃうとか
怒りっぽいとか
プライドが高いとか
人みしりとか

なんやかんやありますよね。
　

　
いわゆる「自分の短所」みたいなものを
好きになれない方。
　
　
まず、一つ言えることは
あなたはとっても優しくて真面目な人だって言う事です。
　
　

自分の短所を見つけてしまい
それが気になってしまうっていうのは
そういう事ですよね。
自分本位がいきすぎたわがままな感じだったら
そんなこと考えることないはずですから。　
　

　
僕は思うんですけど
完成された私、完璧な私、理想的な私、到達した私
そういうのって
目的にしちゃうとしんどいと思います。

なんだかんだもがいて生きてるうちに
結果的にそうなれた、っていうのなら別ですけど
人生の目的がソコになっちゃうと修行みたいになりますから。
（修業が悪いって事ではありません）
　
　
変なたとえですけど

悟りを開きたいっていうきもちは
すでに悟りから離れていっている
っていう事と似てますよね。
似てません？？
　
　

そもそも、僕らが「肉体」っていう不完全なかたちで生まれてきているのに
「精神」だけを完全体にすることなんて果たしてできるものなのでしょうか？
　
　
　
魂というものがあったとして
なんども輪廻転生をして
今、こうやって肉体に宿って生きているわけで
　
　
だとしたら、なぜ、こんなにも不自由な肉体を選んで生まれてきたんでしょうか？
　
　
　

僕が思うのは
（不完全である）肉体があるからこそ　
感じられる様々な事があって
そのなかで感情がたくさん揺れ動いて
肉体がたくさんの影響を受けて
そのゆらぎのなかだからこそ
経験できるモノがあるんだと思うんです。
　
　

魂は成長したがっているから
　
　
だから
わざわざ不完全で不自由な肉体に宿って生まれてきたんだと思います。

そうおもうとね、
人間っていろんな感情を持ってるから
だからこんなにも愛おしいんだなって思いませんか？
　　
　　

嬉しいとか楽しいだけじゃなくて
悔しい感情も
憤りの感情も
哀しさも

　
全ての感情は
不完全な肉体があるからこそ　
（存在として自分がそこにいるからこそ）
感じられるもので
肉体がなければ生まれてこなかったモノなんですよね。

そう思ったら、
全部全部とっても愛おしい。
　
　

人間は感情にすぐに飲み込まれたり
感情を感じるのが怖かったりで、
おもわず
本心じゃない事をしてしまったり
本音を口に出せなかったり
突っ張ったりいじけたり。
するじゃないですか。　
　
　

でも、そういう
弱い部分も含めて全部愛おしいし
その弱さがあったからこそ
人は変わっていく事ができると思います。　
　

今、弱い部分って言いましたけど
じゃあ強ければいいのかっていうと
そうでもなくて
本当の強さって強がりとは違うだろうし
自分の外側を強化することでは強さにはたどり着けなくて
本当の強さってしなやかさだと思うんです。
　
　
木の枝ってあんまり硬すぎるとパキッて折れちゃうでしょ。
みずみずしくてしなる枝は折れにくいじゃないですか。
たぶん、つよさってそういう
一見強そうに見えないとこにあると思います。
　
　
そうかんがえると
一般的に弱いと思われている部分をさらけ出せる人が
本当は強いんじゃないか？とも言えますよね。