幸せになれない人に共通の「2つの特徴」はコレ

✤こころ・スピリチュアル

こんにちはーパン長です。
神戸三宮で推拿・占い・ヒーリングなどを用いて、あなたの苦しみを取り除くお手伝いをしています。

パン長

突然ですがあなたスピリチュアルですか?

実は日本人は総じてスピリチュアル好きといえます。
特定の宗教に属していないという意識を持ちつつ
宗教行事を好んでしている
という
世界的にみると変わった人々がわれわれ日本人ですよね(笑)

https://www.ozmall.co.jp/hatsumoude/spot/ より

初詣、受験の願掛、縁結び
交通安全とか安産のお守り
お初参りや七五三
お葬式、お盆
北枕が縁起が悪い
鬼門に玄関があるとだめ
お年玉
ご飯の前にいただきます
etc…

こういうのって
宗教的なストーリーの上での行為ですよね
そういう文脈があってこそのしきたりや行事ですよね。

まぁ、そんなこんなで
今日は、
そんなスピリチュアル大好き人間の我々が
案外忘れてしまっているスピの歴史を交えつつ
「幸せを感じられない人の特徴」について書いてみたいと思います。

(枕が長いよ笑)

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講談社 モーニングKC「聖☆おにいさん」中村光

みんなカルト大好き

セラピーやヒーリングの業界にいると
いろんなことが見えてきたりします。
お悩みのタイプと体の特徴が一定のパターンがあるな、とか
「幸せ」と感じられない人はこういう傾向があるな、とか。

枕が長かったので先に結論を書いちゃいます。

幸せ度が低い方は

「メタ認知が出来ていない」
「自分の幸せを他者に依存している」

という二つの特徴があります。

は?もっと簡単に説明してよ
とおしかりを受けそうなので補足しておきますと、

メタ認知

メタ認知を雑に説明すると
「状況を俯瞰で観察する」という視点です。

A)私はリンゴをもらって嬉しい
B)私はリンゴをもらって嬉しい、と思っている事を知っている。

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Aは主観。これが普通。
やった~って喜んでるという状態。
Bはメタ認知。
やったーと喜んでいる自分の状態を知っている。
客観的に観察しているような状態、

箱庭の中のキャラクタの動きを外から眺めて
このキャラクタは今、こういう気持ちになっているなと
知っている、というのがメタ認知です。

分かりやすいですね。
次。

幸せを他人に依存

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これは物事をなにかの「セイ」にするのかどうかってことです。

例えば働いている会社が突然倒産しそうになって
急に解雇させられてしまった場合。
会社や特定の誰かのセイにするのか。
それとも、そんな会社に入った自分のセイにするのか。

これ、どっちも同じことなんです。

嫌なことの原因をなにかのセイにしておけば
自分はずっと被害者でいられます。
自分自身のセイだと思った場合も同じで
間違った選択をした自分が悪い、と責め続けることで
辛さの本質から目をそらし続けることができますよね。

で、この二つがどうつながるのか。
スピの歴史をみつつ考えてみたいと思います。

スピリチュアルに至るまで

ここ数年はテレビでも女性週刊誌でもファッション誌でさえ
「スピリチュアル」って言葉を当たり前のように使っていますよね。
これは
視聴者や読み手の意識が
「スピリチュアル」という言葉に対して嫌悪感を感じなくなってきたという事
だと思います。

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https://magazineworld.jp/anan/anan-1699/ より

で、さかのぼって考えてみるとですね
スピリチュアルってワードは江原さんとか美輪さんとかが
テレビで番組やっていたころから出てきたと思うんですよ。
あの番組って2005年から始まってます。
この時期からオーラって言葉も日常会話で出てくるようになりましたよね。

子供向けのアニメにプリキュアシリーズがありますよね。

「ふたりはプリキュア Splash Star」という作品がありまして
この作品は2006年から始まっています。
で、
変身バンクで主人公2人の叫ぶワードが
「デュアルスピリチュアルパワー!!!」なんです。

https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=11176 より

オーラの泉放映からわずか1年後に「スピリチュアル」ってワードを入れてます(笑)

この時期すでにお茶の間では
スピリチュアルって言葉が嫌悪感なく使われるような
そういう空気が醸成されていたってことだろうと思います。

オーラの泉が2005年。
オウムのサリン事件から10年後。
オウムにあれだけの信者がいて
狂信的にカリスマに惹かれて
そしてサリンショックがあったわけです。
無差別テロですよね、あれ。

本質的にはカルトもスピリチュアルも大差ないとおもうんですけど
10年でムードってこんなにも変わるのかって話ですよね。
(注:こんな書き方してますが僕はスピ否定派ではなくスピ擁護派です、笑)

みんな忘れてると思うんですけど
オカルトって日本人大好きなんですよ。
昔から。 

鎌倉新宗教や修験道なんかもオカルトだろうし
平安期の陰陽師なんかもオカルトですよね。

唐山健志郎 – 唐山健志郎, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=2259089による

近代だけ見ても
明治時代には新宗教がいくつか生まれました。
天理教とか金光教とか大本教とか天津とか
そのあとも催眠術ブームとか
千里眼事件とかありましたし。
その後も大正、昭和とオカルトは続きます。

ちょっと前の話で言うと60年代。
アメリカのカウンターカルチャーからヒッピー、そしてニューエイジ思想へと
そういう流れが日本に輸入されてきました。

https://smile-travel.jp/hippie.html より

(関係ないけどジョージルーカスもスティーブジョブズもヒッピーカルチャーの影響を受けてます。
スターウォーズやMacの禅的なスタイルのルーツがわかりますよね)

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祥伝社「ノストラダムスの大予言」五島勉

70年代日本。
公害、冷戦、核戦争、学生運動の名残、テロなどの社会不安が蔓延していました。
そんなムードの中ノストラダムスの「世界は滅びる」予言に
時代のムードがフィットしましたし
ユリゲラーや探検隊やネッシーなんかにも熱狂しました。
そして、80年代の軽薄化とともに
オカルトは影を潜め、そっと、サブカルチャーへと統合されていきましたよね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/20b6c18069e87c5bf13a2e14ee48c487c6693f49/images/002 より

で激動の90年代。
バブルが崩壊して、不況がやってきて
ふたたび社会不安が蔓延しだした頃に
新興宗教への求心が芽生えます。

統一教会とかオウムとかワイドショーの格好のネタでしたよね。

(実はカルトという言葉も本来は悪の意味はなくオウム以降意味合いが変わってきているんですよ!)

90年代末期から00年代。
一通りカルトバッシングをやり終えると
だんだんと視聴率が取れなくなる(みんな飽きてくる)ので
こんどは「癒し」という言葉が流行りだします。
「癒し」って言葉もそれまでは一般語じゃなかったですよね。
(元は「癒す」という動詞。「癒し」はこの時代から名詞化されだした。)

エナジーフローとかたれぱんだとかリラックマとか流行りましたよね。
あと326とか。

歴史の話はもういいよ(笑)

そんな歴史があってですね。
カルト(=悪)のイメージが
実に自然と癒し(善)のイメージに置き換わっていきます。
社会不安や不況や貧困などがある時に
人は宗教に救いを求めるものですが
上にあげたような
カルトと癒しのブームのほとんどが
そういった社会不安の時代背景があっての現象なんですよね。

これがよいとか悪いとかの話じゃなくてね。
実際そうなんですよってことです。

シンプルに言うと、
どちらも商売のターゲット層は「幸せを感じられない人々」だと思います。
メタ認知が苦手な人たちの心の隙間を狙って
あの手この手でアピールしてきます。

でね、

その流れのなかで
今ですよ。
10年代。

スピリチュアルという言葉は
もはや本来の「霊性」という意味は忘れられ
「癒し」と同義になっているといってもよいでしょう。
携わっている方々は「スピリチュアルってそんなものじゃない」と
重々承知のことだとは思いますが
お茶の間にはそういうディティールは伝わらんのですよ。
なんとなくのふわっとしたイメージでしか伝わらんのですよ。

(だって深く勉強したいのは僕らオタクだけだから)

なもんで、
救いを求めているメタ認知が苦手な人の
心の隙間を「癒し」という演出でで
新宗教(スピリチュアル)が入ってきている。
そんな状況だと思うんですよね。 

繰り返しになりますが、僕はスピリチュアル擁護派です(笑)
宇宙やエネルギーや過去世や潜在意識や
霊や波動や古代文字や図形や気やなんやかんや
そういったものを「うん、あるよね」と思っています。
実際にそういった事を生業にしています。

だからこそ声を大にして言いたいんですよ。

スピリチュアルって依存するための新興宗教じゃないんだよ
ってね。

逆に言うと
依存させることなんか簡単にできちゃうんですよ。
でも、それってクライアントさんの事を本当に考えてますか?って思いません?
自分の稼ぎの事だけ考えてませんか?ってことなんすよ。

自分の事を好きになれなくて、自信がなくて
そんな時にかっこいいカリスマに憧れたり
ちょっと人生に疲れたから誰かに慰めて欲しかったり。

わかりますよ、そういうの。
僕だってそんな気分になることはたくさんあります。

でも、それって一時的なものですよね。
カリスマが自分の事を導いてくれる?
そんなわけないですよね。
自分の幸せは人から与えられるものじゃないですよ。
「幸せと感じられる」自分でいられるかどうかってのが
幸せへの近道じゃないでしょうか?
他者への依存から生まれる幸せって
ただの思考停止だと思いませんか?

自分で感じて、考えて、行動する。
これって、
「一人で生きていく」という意思表明であり
そのうえで
「他者とつながって生きていく」
になると思うんですよ。

「依存という目的」で他者とつながろうとするから
人間関係がうまくいかないんです。
そして、やっかいなことに
自分では依存しているのか、そうじゃないのか
分かりにくかったりするんですよね。

だから、そんなときにはコレです。

人生をもっと幸せで楽しい物にしたい!
そんなあなたの為に
パンダ整体院では
身体のコースも心のコースも
どちらも用意しています。

でもさ。
「定期的に受けることって依存なんじゃないの?」

う~ん、
動機によりますよね?それって。

考えてみてください。
身体は毎日使いますよね。
筋肉にはその疲労がたまっています。
自分では回復しきれない疲労が蓄積しますから
それを解消するために受けに行く。

これって依存じゃないですよね。

心のコースでもそうです。
毎日つらいから慰めてほしい、やさしく扱ってほしい。
こういう動機で受ける場合は依存です。
「自分は変わりたいと思っている。
だけど、いつもうまくいかない。」
これを何とかしたいから受けに行く。
これは依存ではありませんよね。 

定期的に受けるのはよいことです。
定期検診は自分のステータス確認にもなって
人生の質(QOL)を高めることができます。
そのためにパンダ整体院があるんです。

ちょうど年の瀬目前ということもあり
今年の総チェックもかねて受けに来てみませんか?

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◎パンダ整体院の理念◎

パンダ整体院は中国伝統医学の推拿(すいな)や
シータヒーリング、占いなどのメンタルケアを中心とした施術を通じて
整体師とお客様が信頼関係を築き
定期健診のように来院できる整体院を目指します。

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